ペリクレス (紀元(きげん)前495?〜前429)古代ギリシャの政治(せいじ)家。アテネの名門の出身。ペルシャ戦争(せんそう)で活躍(かつやく)したまずしい市民(しみん)をあとおしして,民主政治(みんしゅせいじ)を進めた。前443年からは将軍職(しょうぐんしょく)もつとめ,美術(びじゅつ)・文芸(ぶんげい)をさかんにし,パルテノン神殿(しんでん)をたてるなど,「ペリクレス時代」とよばれるアテネの黄金時代をきずいた。