ベルヌーイ スイスの科学者の一家。ジャック(1654〜1705),ジャン(1667〜1748),ダニエル(1700〜1782)。ジャックとジャンは兄弟で数学者として知られ,2人はライプニッツの影響(えいきょう)を受けて微積分法(びせきぶんほう)を発展(はってん)させた。またジャックは確率論(かくりつろん)をまとめあげた。ダニエルはジャンの子で物理学者,1738年に『流体力学』をあらわし,液体(えきたい)の運動について有名な「ベルヌーイの定理」を発見した。