ベルリンふうさ【ベルリン封鎖】 1948年,ソ連(れん)が西ベルリンへの陸路(りくろ)をしゃ断(だん)したこと。第二次世界大戦(たいせん)後,ドイツとその首都ベルリンは,アメリカなど西側(がわ)3国とソ連(れん)に分割占領(ぶんかつせんりょう)された。1948年,西側(がわ)3国は占領(せんりょう)地の統合(とうごう)をすすめ,これにソ連(れん)が抗議(こうぎ)してベルリンの西側占領(がわせんりょう)区を孤立(こりつ)させた。西側(がわ)は空路で物資(ぶっし)を輸送(ゆそう),冷戦(れいせん)の緊張(きんちょう)が一気に高まった。翌年(よくねん)に西ドイツ・東ドイツが発足し,封鎖(ふうさ)はとかれた。