ヘレンケラー (1880〜1968)盲(もう)・聾(ろう)・唖(あ)という三重苦を克服(こくふく)したアメリカ合衆国(がっしゅうこく)の著述(ちょじゅつ)家・講演(こうえん)家。1歳(さい)7か月のとき,疾病(しっぺい)のため盲聾唖(もうろうあ)者になった。6歳(さい)のときから家庭教師(きょうし)アン=サリバンの指導(しどう)を受け,長じて名門ラドクリフ大学を卒業(そつぎょう)。盲聾唖(もうろうあ)者の教育の可能性(かのうせい)を立証(りっしょう)し,世界各地(かくち)を講演(こうえん)して神の愛(あい)と意志(いし)・努力(どりょく)を説(と)いてまわった。◇盲人福祉(もうじんふくし)への貢献(こうけん)から,「光の天使」とも称(しょう)される。