へんでんしょ【変電所】 発電所で発電された電力を,用途(ようと)に応(おう)じて,高い電圧(でんあつ)にしたり,ひくい電圧(でんあつ)にしたりするところ。電力を消費(しょうひ)地まで送るには,高圧(こうあつ)で送るほうが電流を小さくでき,電力の損失(そんしつ)が少なくてすむ。そのため,発電所で発電された電圧(でんあつ)は,昇圧(しょうあつ)用変電所(へんでんしょ)で高電圧(でんあつ)にして送られる。一次変電所(へんでんしょ)から二次変電所(へんでんしょ)に,さらに配電用変電所(へんでんしょ)へとだんだん電圧(でんあつ)が下げられ,それぞれ,需用(じゅよう)者が必要(ひつよう)とする電圧(でんあつ)にして送られる。