ぼうえんきょう【望遠鏡】 遠方の物体を拡大(かくだい)して見るための器械(きかい)。対物レンズと接眼(せつがん)レンズからなる屈折望遠鏡(くっせつぼうえんきょう)と,反射鏡(はんしゃきょう)として凹面鏡(おうめんきょう)を利用(りよう)した反射望遠鏡(はんしゃぼうえんきょう)があり,おもに天体観測(てんたいかんそく)に用いられる。地上用のものは対物レンズと接眼(せつがん)レンズの間にレンズやプリズムを使い,像(ぞう)を正立させる。2つ組み合わせた双眼鏡(そうがんきょう)が多く用いられる。◇屈折望遠鏡(くっせつぼうえんきょう)は,1608年にオランダのめがね師(し)ハンス=リッペルスハイが発明した。