ほうおう【法皇】 仏門(ぶつもん)に入(はい)った上皇(じょうこう)の呼称(こしょう)で,太上法皇(だいじょうほうおう)の略(りゃく)。宇多上皇(うだじょうこう)に始(はじ)まり,白河(しらかわ)・鳥羽(とば)・後白河(ごしらかわ)の3法皇(ほうおう)が院政(いんせい)の中心人物(ちゅうしんじんぶつ)として有名(ゆうめい)。造寺(ぞうじ)・造仏(ぞうぶつ)がさかんに行(おこな)われた。