ぼうすいかこう【防水加工】 織物(おりもの)や紙・皮などに防水性(ぼうすいせい)をあたえる処理(しょり)のこと。1つは,織物(おりもの)の気孔(きこう)をふさがないように防水剤(ぼうすいざい)をぬるもので,おもに衣料(いりょう)などに行われる。防水剤(ぼうすいざい)としては,金属(きんぞく)せっけん・ろうなどがあるが,最近(さいきん)はシリコン樹脂(じゅし)などが使われている。もう1つは,ゴム・油脂(ゆし)などで布(ぬの)の表面にうすい膜(まく)をつくる方法(ほうほう)で,天幕(てんまく)・小包用布(こづつみようふ)などに行われる。