ぼうすいたい【紡錘体】 細胞分裂(さいぼうぶんれつ)の有糸分裂(ぶんれつ)で,赤道面にならんだ染色体(せんしょくたい)をつつんで,両極(りょうきょく)と赤道板との間に生じるもの。染色体(せんしょくたい)の分裂(ぶんれつ)や核(かく)の分裂(ぶんれつ)に重要(じゅうよう)な役割(やくわり)をはたしている。1本1本は糸状物質(じょうぶっしつ)で,紡錘糸(ぼうすいし)という。分裂(ぶんれつ)の中期から終期にかけてあらわれるが,その後消失(しょうしつ)する。