花だん用などにする春まきの一年草。茎は多肉質で,葉は互生する。花は紅紫・黄・白・クリーム色などで,ふ入りもあり,一重・八重ざきで,よく植えられている。花期は夏から秋。果実は熟すとさけて種子をとばす。高さ:30〜60cm。原産地:インド・マレー半島・中国南部。(被子植物 ツツジ目 ツリフネソウ科)
コーチ
道管の
観察に
適している。ていねいにほりとって根をあらい,赤インクや
食紅で色をつけた水にさしておく。2日ぐらいで,水の通り道である
維管束の
道管が赤くそまる。根・
茎・葉ともやわらかで,
横断面や
縦断面のうすい
切片がつくりやすい。これを
観察すると,根がすいあげた水が
茎を通り,葉や花にいきわたることがたしかめられる。