ほうせんきん【放線菌】 細菌(さいきん)と真菌(しんきん)の中間の特徴(とくちょう)をもった一群(ぐん)。生物分類(ぶんるい)上はふつう細菌(さいきん)にふくめられる。おもに土壌(どじょう)中に分布(ぶんぷ)する。各種(かくしゅ)の抗生物質(こうせいぶっしつ)や酵素(こうそ)を生産(せいさん)するため,医薬品などの製造(せいぞう)に利用(りよう)されるものも多い。ストレプトマイシンの生産菌(せいさんきん)であるストレプトミセス=グリセウスなどが,有名である。