ぼうちょうりん【防潮林】 潮風(しおかぜ)や高波が陸地(りくち)に侵入(しんにゅう)するのをふせぐための林。潮害防備(ちょうがいぼうび)林ともいう。保安(ほあん)林の一種(いっしゅ)。日本は海にかこまれており,地震(じしん)にともなった津波(つなみ)や高潮(たかしお)の危険(きけん)も多い。高潮(たかしお)の被害(ひがい)が予想される地域(ちいき)の海岸に,幅(はば)広い林地をつくっておくと,万一の場合,潮(しお)の勢(いきお)いを止めるのに大きな役割(やくわり)をはたす。