ほうていでんせんびょう【法定伝染病】 伝染病予防法(でんせんびょうよぼうほう)にもとづいて届出(とどけで)および患者(かんじゃ)の隔離(かくり)などが義務(ぎむ)づけられていた伝染性(でんせんせい)の感染症(かんせんしょう)。わが国では次の11種(しゅ)が指定されていた。コレラ・赤痢(せきり)(疫痢(えきり)をふくむ)・腸(ちょう)チフス・パラチフス・痘(とう)そう・発しんチフス・しょう紅熱(こうねつ)・ジフテリア・流行性(せい)脳脊髄膜炎(のうせきずいまくえん)・ペスト・日本脳炎(のうえん)。◇1998年に成立(せいりつ)した感染症予防(かんせんしょうよぼう)・医療法(いりょうほう)によってこの言葉はなくなった。