ほうでん【放電】 帯電(たいでん)体が電気をうしなう現象(げんしょう)。たとえば電池やコンデンサーの両極(きょく)を導線(どうせん)でつなぐと電流が導線(どうせん)を流れ,しまいに中和してしまう現象(げんしょう)が放電である。また,絶縁(ぜつえん)体が強い電界の作用で絶縁性(ぜつえんせい)をうしない,その中を電流が流れる現象(げんしょう)も放電といい,この絶縁(ぜつえん)体が気体の場合をとくに気体放電という。