ほしょうてん【補償点】 植物の光合成(こうごうせい)と呼吸(こきゅう)がつり合い,酸素(さんそ)や二酸化炭素(にさんかたんそ)を吸収(きゅうしゅう)も放出もしなくなるときの光の強さ。見かけの光合成量(こうごうせいりょう)が0になるときの明るさで,照度(しょうど)で表し,単位(たんい)はルクス。照度(しょうど)が補償(ほしょう)点より高いと酸素(さんそ)を,ひくいと二酸化炭素(にさんかたんそ)を放出する。一般(いっぱん)に陽生植物は陰生(いんせい)植物にくらべて補償(ほしょう)点が高い。