ほそかわかつもと【細川勝元】 (1430〜1473)室町(むろまち)時代中期の武将(ぶしょう)。幕府(ばくふ)の管領(かんれい)(将軍(しょうぐん)の補佐(ほさ)役)として勢力(せいりょく)をふるったが,のち山名持豊(やまなもちとよ)(宗全(そうぜん))と対立,これに将軍(しょうぐん)家や斯波(しば)・畠山(はたけやま)家の跡(あと)つぎ問題がからみ,応仁(おうにん)の乱(らん)に発展(はってん)した。この戦(たたか)いは11年もつづいたが,勝敗(しょうはい)の決しないうちに没(ぼっ)した。◇禅宗(ぜんしゅう)を信(しん)じ,京都(きょうと)に龍安寺(りょうあんじ)をたてた。