ほっけん【法顕】 (337?〜422?)中国,東晋(とうしん)時代の僧(そう)。60歳(さい)をすぎた399年,同志(どうし)4人とインドへ仏(ほとけ)の教えを得(え)るための旅に出発,陸路(りくろ)6年かけ到着(とうちゃく)した。経典(きょうてん)をたずさえ,海路より帰国にむかい,苦難(くなん)を重ねて法顕(ほっけん)1人が414年に帰国。旅行記『仏国記(ぶっこくき)』をのこした。