ホトトギス<文学> 明治(めいじ)時代末期(まっき)から大正・昭和時代にかけて俳壇(はいだん)の指導的役割(しどうてきやくわり)をはたしてきた俳句(はいく)雑誌(ざっし)。1897(明治(めいじ)30)年に,松山(愛媛(えひめ)県の松山市)で正岡子規(まさおかしき)の主宰(しゅさい)により創刊(そうかん)。翌年(よくねん)から東京にうつり,高浜虚子(たかはまきょし)の手で編集(へんしゅう)されるようになった。現在(げんざい)も刊行(かんこう)されている。◇『ホトトギス』は,一時期のみ『ほとゝ(と)ぎす』と平仮名(ひらがな)の題字を使ったことがある。