ボードレール(シャルル=) (1821〜1867)フランスの詩人。パリに生まれる。1857年に詩集『悪の華(はな)』を発表,するどい感覚(かんかく)で社会や人間のみにくさ・悪をえがき,新しい詩の世界を開いた作品として後世の詩人たちに大きな影響(えいきょう)をあたえた。その後も『人工楽園』『パリの憂鬱(ゆううつ)』などを発表。評論(ひょうろん)にもすぐれた仕事をのこしている。