ホモハビリス 新生代第四紀(き)の更新世(こうしんせい)前期,東アフリカに生存(せいぞん)していた化石人類(じんるい)。身長は1.2〜1.5mで直立歩行。脳(のう)の容積(ようせき)は約(やく)800cm3に達(たっ)し,構造(こうぞう)も複雑(ふくざつ)で,話すことができたと考えられている。れきを打ちかいて刃(は)にしたものも発見され,道具をみずからの手でつくった最初(さいしょ)のヒトであった。◇「器用(きよう)なヒト」の意味。