ぽりぷ【ポリプ】 刺胞(しほう)動物のヒドロ虫類(るい)・鉢虫類(はちむしるい)・花虫類(るい)などの固着(こちゃく)生活をする形をいう。口は上端(じょうたん)にあり,そのまわりに触手(しょくしゅ)が生えている。ヒドラはその典型的(てんけいてき)な形で,一生固着(こちゃく)生活するが,ヒドロ虫類(るい)と鉢虫類(はちちゅうるい)では,ポリプ形とクラゲ形などの世代を交代するものも多い。コーチ 医学でいうポリプは,鼻の粘膜(ねんまく)や胃(い)・腸(ちょう)・子宮・ぼうこうなどの内面にできるポリプ形のもので,炎症性(えんしょうせい)のものとしゅよう性(せい)のものとがある。