ボルダリング

巨石(きょせき）や低(ひく）い人工(じんこう）の壁(かべ）を，道具(どうぐ）や装具(そうぐ）を使(つか）わずに手(て）と足(あし）だけで登(のぼ）るスポーツ。フリークライミングの1つで，1970年代(ねんだい）にアメリカで始(はじ）まったとされる。森林(しんりん）や河原(かわら）にある巨石(きょせき）や室内(しつない）の人工壁(じんこうへき）を登(のぼ）り，人工壁(じんこうへき）ではホールドとよばれる色(いろ）のついた突起物(とっきぶつ）につかまって登(のぼ）る。専用(せんよう）のクライミングシューズとチョーク（滑(すべ）り止(ど）めの粉(こな））を使(つか）い，ロープは使(つか）わない。日本でも老若男女(ろうにゃくなんにょ）が気軽(きがる）に楽(たの）しめるスポーツとして普及(ふきゅう）し，専用(せんよう）の室内(しつない）ジムが増(ふ）えている。◇ボルダリング（bouldering）の名称(めいしょう）は，英語(えいご）で「巨石(きょせき）」を意味(いみ）する“boulder”から派生(はせい）した言葉(ことば）。