ボルボックス 体は緑色で,ボール状(じょう)の群体(ぐんたい)をつくる緑藻植物(りょくそうしょくぶつ)。別名(べつめい)オオヒゲマワリ。2本のべん毛をもつクラミドモナスのような形の部分が,数百ないし数千個(こ)集まってできている。水のあまりかわらない湖・沼(ぬま)・池・貯水(ちょすい)池などによく発生する。有性生殖(ゆうせいせいしょく)は卵(らん)と精子(せいし)で行う。大きいものは1mmぐらいになる。(緑藻(りょくそう)植物 オオヒゲマワリ科)コーチ 日本にはオオヒゲマワリ属(ぞく)のものは数種(しゅ)が生育するが,種(しゅ)をきめるのはむずかしい。