ほんがんじ【本願寺】 京都(きょうと)市にある浄土真宗(じょうどしんしゅう)(一向宗(いっこうしゅう))の総(そう)本山。1272年に親鸞(しんらん)のむすめ覚信尼(かくしんに)が京都大谷(きょうとおおたに)の地に御影堂(みえいどう)をたて,父の遺骨(いこつ)をまつったのが始まり。1465年に比叡山(ひえいざん)の宗徒(しゅうと)に焼(や)かれたが,8世蓮如(れんにょ)が山科(やましな)に再建(さいけん)した。その後,ふたたび法華宗(ほっけしゅう)徒(と)におそわれ,10世証如(しょうにょ)が大阪石山(おおさかいしやま)に復興(ふっこう)。豊臣秀吉(とよとみひでよし)と徳川家康(とくがわいえやす)がそれぞれ土地を寄進(きしん)し,京都(きょうと)に西本願寺(にしほんがんじ)と東本願寺(ひがしほんがんじ)がたてられた。東本願寺(ひがしほんがんじ)西本願寺(にしほんがんじ)