まいぞうきん【埋蔵金】 (1)地面(じめん)などにうめられて隠(かく)されたお金(かね)のことで,武田信玄(たけだしんげん)や徳川家康(とくがわいえやす)がひそかに残(のこ)した埋蔵金(まいぞうきん)の伝説(でんせつ)が知(し)られている。(2)国(くに)の特別会計(とくべつかいけい)の剰余金(じょうよきん)や積立金(つみたてきん)を(1)にたとえたもの。2007(平成(へいせい)19)年11月,民主党(みんしゅとう)の特別会計(とくべつかいけい)の見直(みなお)し案(あん)に対(たい)して与党(よとう)自由民主党(じゆうみんしゅとう)の与謝野馨(よさのかおる)が「霞ヶ関(かすみがせき)埋蔵金(まいぞうきん)は伝説(でんせつ)のたぐい」と批判(ひはん)したことにはじまる。財政(ざいせい)融資資金(ゆうししきん),社会資本(しゃかいしほん)整備事業特別会計(せいびじぎょうとくべつかいけい),厚生保険(こうせいほけん)や国民年金(こくみんねんきん)の特別会計(とくべつかいけい)の剰余金(じょうよきん)・積立金(つみたてきん)など,各省庁(かくしょうちょう)の管理(かんり)に任(まか)されている会計(かいけい)が15兆(ちょう)〜数十兆円(すうじっちょうえん)はある。→特別会計(とくべつかいけい)