ますかがみ【増鏡】 南北朝(なんぼくちょう)時代に書かれた歴史(れきし)物語。作者は不明(ふめい)。1180年の後鳥羽天皇(ごとばてんのう)の誕生(たんじょう)から1333年に後醍醐天皇(ごだいごてんのう)が隠岐(おき)から京都(きょうと)へかえるまで,154年間の歴史(れきし)を年代順(じゅん)に記録(きろく)している。平安時代に書かれた歴史(れきし)物語『大鏡(おおかがみ)』『今鏡(いまかがみ)』のあとを受けついで書かれたものらしい。