マゼランかいきょう【マゼラン海峡】 南アメリカ大陸南端(たいりくなんたん)とフエゴ島の間の海峡(かいきょう)。全長560km,幅(はば)3〜40km。大小の島々があり,水路は複雑(ふくざつ)。しかも寒冷(かんれい)で霧(きり)が多く,西風がはげしくふき,航海(こうかい)上の難所(なんしょ)とされる。コーチ 1520年にマゼランの船隊(せんたい)が通過(つうか)してから1914年のパナマ運河(うんが)の開通まで,太平洋と大西洋をむすぶ主要(しゅよう)通路であった。