まつかわじけん【松川事件】 1949(昭和24)年8月17日,東北本線の松川(まつかわ)・金谷川(かなやがわ)駅間(福島(ふくしま)県)で上り列車が何者かによる工作で脱線転覆(だっせんてんぷく)して,機関士(きかんし)ら乗務(じょうむ)員3人が死亡(しぼう)した事件(じけん)。国鉄(JRの前身)や民間(みんかん)会社の労働(ろうどう)者が逮捕(たいほ)されたが,1963年,最高裁判所(さいこうさいばんしょ)の判決(はんけつ)で,真犯人不明(はんにんふめい)のまま全員無罪(むざい)となった。