マッチ 摩擦(まさつ)によって点火する用具。現在(げんざい)用いられているマッチは安全マッチで,軸木(じくぎ)の頭には塩素酸(えんそさん)カリウム・二酸化(にさんか)マンガン・硫黄(いおう)がついている。箱には赤リン・硫化(りゅうか)アンチモン・硫黄(いおう)・ガラス粉(ふん)とをまぜたものがぬってある。マッチの軸木(じくぎ)の頭で箱をこすると,摩擦熱(まさつねつ)で赤リンが燃(も)えだし,次に硫黄(いおう)などが燃(も)え,軸木(じくぎ)に点火する。◇安全マッチの特許(とっきょ)は1852年スウェーデンのルンドストレームがとった。