まつまえ【松前(北海道の町)】 北海道(ほっかいどう)南西部,渡島(おしま)半島南西端(たん)の町。1940(昭和15)年まで福山(ふくやま)と呼(よ)ばれた地。江戸(えど)時代は北海道唯一(ほっかいどうゆいいつ)の城下町(じょうかまち)。松前(まつまえ)港(福山(ふくやま)港)は商港としてさかえたが,今は漁港(ぎょこう)で,一本釣(づ)りマグロ漁(りょう)で有名。松前(まつまえ)城(福山(ふくやま)城)は国の史跡(しせき)で,本丸御門(ごもん)は国の重要文化財(じゅうようぶんかざい)。天守閣(てんしゅかく)は1961年に復元(ふくげん)したもの。松前(まつまえ)公園は桜(さくら)の名所であり,桜資料館(さくらしりょうかん),桜(さくら)見本園がある。人口:8500(2013年)。