まつもと【松本(長野県の都市)】 長野(ながの)県中央部,松本盆地(まつもとぼんち)の中心都市。標高(ひょうこう)600mの高原都市で,冬の寒さはきびしい。食料(しょくりょう)品・電気機器(きき)・精密機器(せいみつきき)などの工業が発達(はったつ)し,工業都市となった。また,伝統(でんとう)工業として信州(しんしゅう)つむぎ・松本(まつもと)家具も有名である。市内には国宝(こくほう)の松本城(まつもとじょう)や旧開智(きゅうかいち)学校などの史跡(しせき),日本民俗資料(みんぞくしりょう)館などの文化施設(しせつ)や,美ヶ原(うつくしがはら)・浅間温泉(あさまおんせん)などの観光(かんこう)地も多い。◇また,北アルプスヘの登山基地(きち)としても知られる。◇2005(平成(へいせい)17)年4月1日,四賀(しが)村・奈川(ながわ)村・安曇(あづみ)村・梓川(あずさがわ)村が編入(へんにゅう)。2010(平成(へいせい)22)年3月31日,波田(はた)町が編入(へんにゅう)。人口:23.9万。