岡山県北部にある市。北は鳥取県に接する。中国山地のほぼ中央部にある。石灰岩がつくるカルスト地形の台地には多くの鍾乳洞がある。総面積は岡山県の12%近くを占める。勝山は旧城下町で古い町並みが残り,木材の集散地。旭川支流の備中川ぞいでは米づくりが,蒜山高原では野菜・葉タバコなどの栽培や酪農が行われる。特産品に勝山竹細工がある。湯原温泉郷,神庭の滝,スキー場・キャンプ場など多くの観光スポットや施設がある。◇2005(平成17)年3月31日,北房町・勝山町・落合町・湯原町・久世町・美甘村・川上村・八束村・中和村が合併して誕生。人口:5.1万。