マラッカかいきょう【マラッカ海峡】 マレー半島とスマトラ島の間の海峡(かいきょう)。南シナ海とアンダマン海をむすぶ。長さ約(やく)800km,最(もっと)もせまい部分の幅(はば)53km。古くから海路における東西交通の要地(ようち)で,沿岸(えんがん)にシンガポール・マラッカ・ペナン・ベラワンなどの港湾(こうわん)都市が発達(はったつ)した。石油タンカーの往来(おうらい)がはげしい。コーチ 西アジアの石油を日本へ運ぶタンカーの重要(じゅうよう)なルートだが,通行がはげしいため,超大型(ちょうおおがた)タンカーは遠まわりのロンボク海峡(かいきょう)を通る。