マラリアげんちゅう【マラリア原虫】 主として脊椎(せきつい)動物の赤血球に寄生(きせい)する寄生(きせい)原虫。人に寄生(きせい)するものとしては,三日熱(みっかねつ)マラリア・四日熱(よっかねつ)マラリア・卵型(らんけい)マラリア・熱帯熱(ねったいねつ)マラリアの4種(しゅ)の原虫が知られている。分布(ぶんぷ)は広く,とくに熱帯(ねったい)・亜熱帯(あねったい)に多い。ハマダラカによって媒介(ばいかい)され,日本ではシナハマダラカが知られている。(原生動物 胞子(ほうし)虫類(るい))