マンガンだんかい【マンガン団塊】 海底(かいてい)に存在(そんざい)する鉄・マンガン・コバルト・ニッケルなどの重金属(きんぞく)の化合物を主成分(せいぶん)とするかたまり。マンガンノジュールともいう。大きさは数百μm(マイクロメートル)から数mに達(たっ)するものまであり,形も球状(じょう)・板状(じょう)など種々(しゅじゅ)ある。一般(いっぱん)にサメの歯や岩石片(へん)などを核(かく)にし,そのまわりに同心円状(じょう)に成長(せいちょう)する構造(こうぞう)がみられる。その生成機構(せいせいきこう)はよくわかっていない。コーチ 太平洋における総量(そうりょう)は17×1011トンともいわれ,天然資源(てんねんしげん)として注目を集めている。