マンデラ（ネルソン＝ロリーラーラ＝）

（1918〜2013）南アフリカ共和国(きょうわこく）の黒人解放(かいほう）運動家・政治(せいじ）家。大学在学(ざいがく）中に黒人解放(かいほう）運動に入り，1944年アフリカ民族会議(みんぞくかいぎ）（ANC）に参加(さんか）。1960年にANCが非合法(ひごうほう）になると，1962年に逮捕(たいほ）され30年近く投獄(とうごく）された。その間，獄中(ごくちゅう）からANCの合法(ごうほう）化，政治犯(せいじはん）の釈放(しゃくほう）を政府(せいふ）に要求(ようきゅう）しつづけ，黒人解放(かいほう）運動の象徴的指導(しょうちょうてきしどう）者となった。世界中で南アフリカ共和国(きょうわこく）のアパルトヘイトヘの批判(ひはん）が高まるなか，1990年釈放(しゃくほう）され，翌年(よくねん）ANC議長(ぎちょう）に就任(しゅうにん）。1994年制憲議会選挙(せいけんぎかいせんきょ）に勝利(しょうり）し，大統領(だいとうりょう）となる。1999年に辞任(じにん）。◇1993年白人大統領(だいとうりょう）のデクラークとともにノーベル平和賞(しょう）を受賞(じゅしょう）。