マントルたいりゅうせつ【マントル対流説】 マントル内に年速数cm程度(ていど)の大規模(きぼ)な熱(ねつ)対流運動が存在(そんざい)し,大陸移動(たいりくいどう)や海洋底拡大(ていかくだい),プレートテクトニクスの原動力となっているという説(せつ)。ふつうの意味では固体(こたい)である物体も,長時間はたらく力に対しては流動するというのがこの説(せつ)の根拠(こんきょ)である。コーチ マントル対流は海洋中央海嶺(かいれい)部で上昇(じょうしょう)し,海溝(かいこう)部で沈降(ちんこう)するものとされている。