マンリョウ【〈万両〉】 暖地(だんち)の山中の樹陰(じゅいん)に生えるか,または庭にも植えられている常緑低木(じょうりょくていぼく)。葉は互生(ごせい)。横枝(よこえだ)の先に散形花序(さんけいかじょ)を出し,やや下垂(かすい)した花を開く。果実(かじつ)は球形の液果(えきか)で,11月ごろ赤熟(せきじゅく)してたれ下がり,翌年(よくねん)3〜4月ごろまで枝(えだ)にのこる。高さ:30〜100cm。花期:7月。分布(ぶんぷ):本州(関東(かんとう)地方以南(いなん))・伊豆(いず)七島・四国・九州・奄美大島(あまみおおしま)・沖縄(おきなわ)・済州(チェジュ)島・台湾(たいわん)・中国・フィリピン・インドシナ半島・インド・マレーシア。(被子植物(ひししょくぶつ) ツツジ目(もく) サクラソウ科(か))