みきろふう【三木露風】 (1889〜1964)明治末(めいじまつ)から大正時代の詩人。16歳(さい)のときに最初(さいしょ)の詩集『夏姫(なつひめ)』を自費出版(じひしゅっぱん)。後に象徴(しょうちょう)詩をかき,北原白秋(きたはらはくしゅう)とともに大正時代の代表的(だいひょうてき)な詩人となった。童謡(どうよう)も多く書き,童謡(どうよう)集『お日さま』『小鳥の友』などがある。とくに有名な「赤とんぼ」は,日本中の子どもたちに歌われた。