ミケーネぶんめい【ミケーネ文明】 紀元(きげん)前15〜前12世紀(せいき)ころ,ギリシャのペロポネソス半島のミケーネを中心におこった青銅器(せいどうき)文明。クレタ文明の影響(えいきょう)を受けてギリシャ人がきずいた。農耕(のうこう)・牧畜(ぼくちく)・貿易(ぼうえき)によってさかえ,王は巨石(きょせき)を用いて堅固(けんご)な城(しろ)をきずいてその中の宮殿(きゅうでん)に住んだ。◇19世紀末(せいきまつ),シュリーマンにより発掘(はっくつ)された。◇エーゲ文明の後期にあたり,のちのギリシャ文化のさきがけとなった。