ミズクラゲ 日本近海に最(もっと)もふつうに見られるクラゲ。冬から夏にかけて出現(しゅつげん)する。生活史(し)はよく知られており,特徴(とくちょう)のある4つの生殖腺(せいしょくせん)をもつため,別名(べつめい)ヨツメクラゲともよばれる。サハリン(樺太(からふと))・北海道には本種(ほんしゅ)に近いキタミズクラゲがいる。大きさ:かさの直径(ちょっけい)はふつう10〜15cm。ときには30cmにもなる。分布(ぶんぷ):北海道忍路(ほっかいどうおしょろ)・本州以南各地(いなんかくち)・奄美大島(あまみおおしま)・沖縄(おきなわ)・台湾(たいわん)。(刺胞(しほう)動物 鉢(はち)クラゲ類(るい) ミズクラゲ目 ミズクラゲ科)コーチ 海岸の火力発電所の海水取り入れ口にたくさんすいよせられ,害(がい)をあたえることがある。