ミズゴケ 高層湿原(こうそうしつげん)などに群生(ぐんせい)し,厚(あつ)い層(そう)をつくるコケ。一名オオミズゴケ。茎(くき)は直立して高さ5〜15cmになる。雌雄異株(しゆういしゅ)で,雌株(めかぶ)の茎(くき)の先には小さな球形の胞子(ほうし)のうができるが,まれである。分布(ぶんぷ):北海道・本州中部以北(いほく)。◇広い意味ではミズゴケ属(ぞく)の総称(そうしょう)。世界に約(やく)300種(しゅ),日本に40種(しゅ)ほどある。(コケ植物(しょくぶつ) 蘚類(せんるい) ミズゴケ目(もく) ミズゴケ科(か))コーチ ミズゴケ類(るい)は保水(ほすい)力が強く,園芸(えんげい)上鉢(はち)植え・取り木・苗(なえ)の輸送(ゆそう)などに利用(りよう)される。