**みずのじゅんかん【水の循環】 自然(しぜん)界を水が循環(じゅんかん)すること。降水(こうすい)によって地表面に達(たっ)した雨や雪は,一部地表面に達(たっ)する前にも,また地表面に達(たっ)してからでも蒸発(じょうはつ)して大気中へもどっていく。そのほかの部分は,川や湖に流れこんだり,地下水となる。これらの水は発電・かんがい・工業・飲料(いんりょう)として用いられ,最後(さいご)には海に流れこむ。海からも蒸発(じょうはつ)して大気へもどる。このように水は,地表面と大気との間を循環(じゅんかん)し,その間で生物の生存(せいぞん)をささえている。