*みぜんけい【未然形】 国(こく)文法(ぶんぽう)における動詞(どうし)・形容詞(けいようし)・形容動詞(けいようどうし)・助動詞(じょどうし)の活用形の1つ。助動詞(じょどうし)の「ない・う・よう」などと接続(せつぞく)して,「まだそうなっていない状態(じょうたい)」(未来(みらい)や推量(すいりょう)や否定(ひてい))などを表す。用例 「読ま(ない)」「書か(ない)」「書こ(う)」「来(こ)(ない)」「集め(よう)」「美しかろ(う)」「しずかだろ(う)」など。◇文語では,「ず・ば」などと接続(せつぞく)して「咲(さ)か(ず)」「高く(ば)」「高から(ず)」「しずかなら(ず)」「しずかなら(ば)」などの形が未然(みぜん)形になる。