*みなとまち【港町】 港を中心に発達(はったつ)した町。鎌倉(かまくら)・室町(むろまち)時代以後(いご),商業が発達(はったつ)してくると,海上交通の要地(ようち)や貿易(ぼうえき)港に商品の運送や販売(はんばい)にあたる問丸(といまる)・倉庫(そうこ)がもうけられ,しだいに港町が成立(せいりつ)した。とくに瀬戸内(せとない)海・淀(よど)川・琵琶(びわ)湖・日本海沿岸(えんがん)の主要(しゅよう)な港,勘合貿易(かんごうぼうえき)の港であった堺(さかい)(大阪府(おおさかふ))・博多(はかた)(福岡(ふくおか)県)などに発達(はったつ)。◇「津(つ)」のつく地名が多い。コーチ 江戸(えど)時代,沿岸航路(えんがんこうろ)と商品経済(けいざい)の発達(はったつ)にともなって,城下町(じょうかまち)についでさかえた。