みなみあいづ【南会津(福島県の町)】 福島(ふくしま)県南西部,南を栃木(とちぎ)県に接(せっ)する山間部の町。阿賀野(あがの)川水系(すいけい)の上流域(いき)にあたり,町の総面積(そうめんせき)の大部分を山林がしめる典型的(てんけいてき)な中山間地(ちゅうさんかんち)。東部の大(おお)川沿(ぞ)いの田島(たじま)は,江戸(えど)時代に会津西街道(あいづにしかいどう)の主要(しゅよう)宿場町(しゅくばまち)としてさかえた。精密機器(せいみつきき)部品・光学ガラス加工(かこう)品・通信機器(つうしんきき)部品・繊維(せんい)などの工場を誘致(ゆうち)。各地(かくち)に温泉(おんせん)・スキー場がある。会津(あいづ)鉄道・野岩(やがん)鉄道が通じる。◇2006(平成(へいせい)18)年3月,田島(たじま)町,舘岩(たていわ)村,伊南(いな)村,南郷(なんごう)村の1町3村が合併(がっぺい)して成立(せいりつ)。人口:1.7万(2013年)。