みなみあそ【南阿蘇(熊本県の村)】 熊本(くまもと)県北東部,阿蘇(あそ)カルデラ内の南郷谷(なんごうだに)にある村。阿蘇(あそ)山の南西部をしめ,北は烏帽子岳(えぼしだけ)・草千里(くさせんり)から南は外輪(がいりん)山に至(いた)る。白(しら)川沿岸(えんがん)は水田地帯(ちたい)で,トマト・メロンも栽培(さいばい)。山地にかけては牛の放牧(ほうぼく)が行われる。西部に垂玉(たるたま)・栃木(とちのき)など,温泉(おんせん)が多い。全域(ぜんいき)が阿蘇(あそ)くじゅう国立公園に属(ぞく)する。日本名水百選(ひゃくせん)・白(しら)川水源(すいげん)をはじめ多数の水源(すいげん)がある。南阿蘇(みなみあそ)鉄道が通じる。◇2005(平成(へいせい)17)年2月,白水(はくすい)・久木野(くぎの)・長陽(ちょうよう)の3村が合併(がっぺい)して成立(せいりつ)。人口:1.2万(2013年)。