みなみさんりく【南三陸(宮城県の町)】 宮城(みやぎ)県北東部,三陸(さんりく)海岸南部の志津川湾(しづがわわん)に面する町。山地が海岸に迫(せま)り,面積(めんせき)の大部分を森林がしめる。畑作や酪農(らくのう)が主。ギンザケ・ノリ・カキ・ワカメの養殖(ようしょく)や沿岸漁業(えんがんぎょぎょう)が行われる。沿岸(えんがん)部はリアス海岸で,南三陸金華山(みなみさんりくきんかざん)国定公園の一角をなす景勝(けいしょう)地。◇2011(平成(へいせい)23)年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震(おきじしん)によるゆれと津波(つなみ)で大きな被害(ひがい)を受けた。◇2005(平成(へいせい)17)年10月,志津川(しづがわ)・歌津(うたつ)の2町が合併(がっぺい)して成立(せいりつ)。人口:1.5万(2013年)。