みのぶ【身延(山梨県の町)】 山梨(やまなし)県南西部,富士(ふじ)川に沿(そ)う町。中央部を北から南に流れる富士(ふじ)川沿(ぞ)いの低地(ていち)は,野菜(やさい)・茶やブドウ・ウメ・カキなどの栽培(さいばい)がさかん。東西の山地ではスギ・ヒノキ材(ざい)やシイタケを生産(せいさん)。東北部に富士(ふじ)五湖のひとつ本栖(もとす)湖,旧下部(きゅうしもべ)町に武田信玄(たけだしんげん)の隠(かく)し湯といわれる下部温泉(しもべおんせん),富士(ふじ)川西岸の身延(みのぶ)山中腹(ちゅうふく)に日蓮宗(にちれんしゅう)総(そう)本山の久遠寺(くおんじ)がある。JR身延(みのぶ)線が町の中央部を南北に通る。◇2004(平成(へいせい)16)年9月に下部(しもべ)・中富(なかとみ)・身延(みのぶ)の3町が合併(がっぺい)して成立(せいりつ)。人口:1.4万(2013年)。