みやこ【宮古(岩手県の都市)】 岩手(いわて)県中東部の太平洋岸,宮古湾(みやこわん)にのぞむ都市で,本州最東端(さいとうたん)に位置(いち)する。古くから漁港(ぎょこう)としてさかえ,水産加工(すいさんかこう)業もさかん。また外材輸入(がいざいゆにゅう)も多く,近年は木材(もくざい)のほか,電気・化学肥料(ひりょう)・金属(きんぞく)などの工業が導入(どうにゅう)され,工業都市としても発展(はってん)している。浄土ヶ浜(じょうどがはま)・魹ヶ崎(とどがさき)などがあり,三陸復興(さんりくふっこう)国立公園の一中心。◇2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震(おきじしん)による大津波(おおつなみ)によって,大きな被害(ひがい)を受けた。◇2005(平成(へいせい)17)年6月6日,田老(たろう)町・新里(にいさと)村と合併(がっぺい)。2010(平成(へいせい)22)年1月1日,川井(かわい)村が編入(へんにゅう)。人口:6.0万。